Lynnwood Link Connections
Lynnwood Link Connections モビリティプロジェクトでは、Link light rail が Lynnwood まで延長するのに従い、北西 King County および南西 Snohomish County 地域の方々の交通機関のニーズに対 応し、モビリティオプションを改善していきます。Metro は、Sound Transit (英語) and Community Transit (英語) と連携し、その他パートナーからの意見ももとに、バス路線を調整していく予定 です。
プロジェクトの概要
Sound Transitは2024年と2026年にLink light railを延長し、Seattle、Shoreline、Mountlake Terrace、そしてLynnwoodに5つの新駅が開業します。新しいlight railの駅に加え、Sound TransitはBothellとShorelineの区間で運行計画中のBus Rapid Transitサービスに合わせ、早ければ2025年にST 522 Express Routeを変更する可能性があります。
Link light railサービスのLynnwood Transit Centerまでの延長、およびST 522 Expressサービスの路線変更の可能性に向けて準備を進め、変わりつつあるモビリティのニーズに応えつつ、これまでサービスの恩恵を受けてこなかった皆様のモビリティアクセスを改善していくために、Metroは、サービスを提供している北Seattle、Shoreline、Lake Forest Park、Kenmore、Bothell、そしてMountlake Terrace地域が該当する北西King Countyにてモビリティプロジェクトを開始します。このプロジェクトで、Sound Transit Link light railを接続させ、Sound TransitとCommunity Transitのサービスを統合させる、アップデートされたモビリティネットワークが生み出されます。プロジェクトは、Sound Transit、Seattle Department of Transportation(SDOT、シアトル市交通局)、City of Shoreline、Community Transit、およびその他パートナーと調整を図りながら行われます。
Route 情報
Lynnwood Link Connections プロジェクトの一環として、以下の路線について変更の可能性を検討します。
- Metro 路線:5, 16X, 20, 28, 45, 64, 65, 67, 73, 75, 301, 302, 303, 304, 320, 322, 330, 331, 345, 346, 347, 348, 372
- Sound Transit Express 路線:522
プロジェクトの目標
Lynnwood Link Connections プロジェクトを通じて、Metro で目指すのは次の事項です:
- 我々の既存および潜在顧客ベースの中で重要な位置を占める、優先度の高い人々 (Mobility Framework - 英語) ), で定義する通り)のモビリティを改善する。
- プロジェクト対象地域内で移動する既存および潜在顧客に対し、公平に情報を提供、関与をし、権限を与える。
- Linkの延長、交通機関ネットワークの変更、および地域社会ニーズに対応する統合サービスを生み出す。
- 交通機関システムの効率性、効果、環境持続可能性を改善する。
公正インパクトレビュー
Lynnwood Link Connectionsプロジェクトには、King Countyで優先度の高い方々に対して、路線変更の提案によってモビリティと交通アクセスの改善を確実に行うため、Equity Impact Review(EIR、公正インパクトレビュー)が含まれています。計画プロセスの各フェーズにおいて、Metroは技術的データと、優先度の高い方々の関与による結果を確認し、これまで十分にサービスを提供していない地域で予想される影響について理解し、計画に関する情報提供を行います。以下のプロセスとスケジュールに示されているフェーズ3の関与の後で、一般の方々の関与およびEIRのサマリーが共有されます。
移動の優先度
フェーズ1では、アンケート調査、Community-Based Organization(CBO、地域に根付いた組織機関)との対話や、Partner Review、Mobility Boardからのインプットを通じて、直接意見を収集しました。いただいた意見を吟味し、共通事項を探し出し、今後の新規バス路線設定に用いるの優先事項を以下の通りまとめました。
東西の交通機関の乗り継ぎを新たに設定、または改善する。 |
2026年までに、優先度の高い人々が居住している、重要で、地域の人々から認識されている目的地、大規模な住宅開発計画がある場所を通る交通機関を提供する。 |
夜間の交通機関サービスを改善し、主要かつ重要な目的地で運行する。 |
主要な目的地、または頻繁に利用される乗降者の多い交通機関(RapidRide, Link, Route 522 BRTなど)との接続ができる路線は維持し、頻度を改善する)。 |
週末の交通機関サービスを改善し、主要かつ重要な目的地で運行する。 |
全ての乗客、特に優先度の高い人々にとって、より確実な交通機関の乗り継ぎが、便利でアクセスしやすく、できるだけスムーズに行えるようにする。 |
Lynnwood Link Connections に関する条例は 3 月 26 日に King County 議会の全会一致で可決されました。
Metro では 2024 年 9 月 14 日に開始予定の新しい運行路線に先がけて利用者への啓発活動と伝達を準備しています
3 つの地域社会関与フェーズからなるプロセスを通じて、Metro は 2024 年秋の Link Light Rail の Lynnwood への延伸に伴って開始されるバス路線網の最終提案をまとめました。
このバス路線網の最終提案では、North King County で特定された地域移動優先度に対応するための改善を促します。各フェーズでの関与では、Metro は地域またはパートナーからのフィードバック、なかでも優先度の高い方々から寄せられた意見に対応するための変更を実施してきました。Lynnwood Link の Mobility Board(モビリティ委員会)は、地域から寄せられたフィードバックを優先付けしてを練り上げられた Metro の路線案を支援し、優先路線や異なるサービスのオプションを特定し、さらに 2023 年 10 月には最終路線案の承認のための無記名投票を実施しました。
プロジェクトエリアでの最終バス路線のポイント:
- 平日の運行本数の増加(+9%)と週末の運行本数の増加(+32%)
- 夜間(午後 10 時以降)の運行本数の増加(+43%)
- 平日路線の運行時間の拡大(+68 分)と、週末路線の運行時間の拡大(+78 分)
- 運行頻度の高い 3 路線を増やし、既存の 4 路線で頻度を改善
- 東西での 3 つの新規路線と 3 つの路線改良
バス路線に対する変更案に加えて、Metro では新たに Lake Forest Park、Kenmore 北部、Brier、Mountlake Terrace 南東部で新たにオンデマンド型の Metro Flex ゾーンを導入します。このサービスでは、コミュニティに関係する目的地、学校、Link Light Rail および将来の Bus Rapid Transit など交通機関サービスへの接続向上を実現します。
変更案:
- 東西の接続を改善し、N 145th では新しく、便数の多い終日運行(Route 72、333 および、522 BRT)、125th~130th では新たな連結運行(新路線 Route 77)、そして Lake City、Northgate、Greenwood 間の新たな接続(新路線 Route 61)を提供します。
- 以下を含めた、Lake City~Link間の新たな複数の接続があります
- Shoreline South/148th:Route 65、72、および 522 BRT
- NE 130th Street Station: Route 77
- orthgate Station: Route 61、67、75、322、および 348
- Roosevelt Station: Route 67 と 77
- University of Washington Station: Routes 65、67、72、75、および 77.
- Lake City Wayで、Roosevelt StationとUniversity of Washingtonへと接続する新規の終日運行(新路線Route 77)。
- Lake City北部からNathan Hale High SchoolとJane Addams Middle Schoolへの連結接続(Route 65)、またPinehurstからの新たな接続(新路線 Route 77)。
- Sanford Hildebrant Towers への連結運行、Shoreline Place と Shoreline South/148th Station へも新たに接続(改正路線 Route 345)。
- Ingraham High School への直通運行(新路線 Route 365)。
- Northgate から North Seattle College および Northwest Hospital への増便運行(改正路線 Route 345 および新路線 Route 365)。
- Northgate Station~Seattle ダウンタウンおよび First Hill までのピーク時増便運行と、South Lake Union への新たな運行(Route 303、Route 322 を修正)。
- Link、Route 5、40、62、ならびに RapidRide D Line および E Line 経由での Seattle ダウンタウンへの連結増便運行
- この地域の一部の路線については、Seattle 市との更なる調整が必要です。
- 東西の接続を改善し、N 145th(Route 72、333 および 522 BRT)、N 175th(Route 333)では新たに便数の多い終日運行を提供し、N 185th(Route 348)と N 155th(Route 345)では運行状況を改善。
- Link、Route 5、さらに RapidRide E Line 経由で Seattle ダウンタウン行きを増便。
- Link への接続を提供し、便数の多い終日路線を新たに設定(Route 72、333、348 および 522 BRT)。
- Shoreline Community College への接続を改善して新路線の Route 333 で Shoreline South/148th Station からの便数の多い終日路線を運行、Route 331 を改正して Mountlake Terrace Station からの接続を提供し、現在よりも夜遅い時間まで運行。
- Shorewood High School まで(新路線 Route 333 および改正路線 Route 331)と、Shorecrest High School まで(改正路線 Route 65)の運行を改善。
- Shoreline South/148th Station~Shoreline North/185th Station 間で 5th Ave NE での連結運行を行い、Link への直接接続を提供(新路線 Route 365)。
- Meridian Ave N における Aurora Village Transit Center~Shoreline South/148th Sta�on 間の連続運行、King County District Court および Metro North Base への運行(Route 346 を修正)。
- Shoreline Place と NW School for Deaf and Hard–of–Hearing 行きの直通便を増便(改正路線 Route 345)。
- Northwest Hospital および North Seattle College への連続終日接続(改正路線 Route 345 および新路線 Route 365)。
- Aurora Village、Northgate、Seatle ダウンタウン、First Hill 間を連結するピーク時間運行と、South Lake Union 行きの新たな運行(Route 303 を修正)。
Mountlake Terrace、Lake Forest Park、Kenmore および Bothell を含む。
- University of Washington Bothell まで延長された Mountlake Terrace Station への新たな接続と、夜間と週末の運行状況を改善(改正路線 Route 331。
- Bothell、Kenmore、および Lake Forest Park から Shoreline South/148th Link Station(Sound Transit Route 522 Bus Rapid Transit)への短時間かつ便数の多い新たな接続。
- Kenmore 北部、Lake Forest Park 北部および Mountlake Terrace 南東部エリアでの Metro Flex の新たな運行。このオンデマンド運行は、Mountlake Terrace Station、Route 522 BRT、Lake Forest Park Town Center、Kenmore Park–and–Ride などへの接続を提供することになります。
- Mountlake Terrace から Shoreline の主要目的地までの、新たな便数の多い終日運行(Route 333)。
- Kenmore、Lake City、Northgate、Seatle ダウンタウン、First Hill 間を連結するピーク時間運行と、South Lake Union 行きの新たな運行(Route 322 を修正)。
- University of Washington Bothell キャンパス~Seattle キャンパス間をさらに時間短縮して増便、Route 522 BRT による利用が可能で、Shoreline South/148th Station での Link Light Rail への乗り継ぎ、または 145th での新たな便数の多い Route 72 への乗り継ぎを提供。
最終路線網
最終路線網のマップと詳細はそれぞれ以下のシートにあります。
プロセスとスケジュール
この第 1 の関与フェーズ期間中は、Metro が一般の方々(影響を受ける地域の乗客を含みます)に対し、プロジェクトの対象範囲、ビジョンを伝え、一般の方々、乗客、主要利害関係者からサービスのニーズに関する情報を収集します。この情報は、フェーズ 2 の関与の間に一般の方から意見を得る上で、Mobility Board と Metro 職員がサービスコンセプト案を共同で作成するのに役立ちます。
1段階での関与まとめこの第 2 の関与フェーズ期間中は、Metro は、プロジェクトの対象範囲、ビジョン、またフェーズ 1 期間中に一般の方々(影響を受ける地域の乗客含む)から収集した情報を用いて作成したバス路線案を共有します。これにより、路線変更案についての意見を集め、地域の優先順位について、またバス路線の最終提案の情報提供方法についての理解を深めます。
仮想コミュニティの説明会の録音:
- 2023 年 1 月 24 日
(スペイン語 の通訳は の通訳は のアイコンの下からご利用いただけます) - 2023 年 2 月 4 日
(スペイン語 の通訳は の通訳は のアイコンの下からご利用いただけます) - 2023 年 2 月 27 日
(北京語、広東語 の通訳は のアイコンの下からご利用いただけます)
他の言語で録音を聞きたい場合は、お知らせください。 E メール(ご希望の言語で):haveasay@kingcounty.gov
最終関与フェーズでは、Metro は改訂されたバス運行サービス案を一般の方々に発表し、フェーズ 2 の地域社会からのインプットがそれぞれのアップデートにどのように反映されたかを説明します。そして運行サービス提案の最終決定を前に、さらなる改善に向けてご意見を募ります。そして地域社会からのインプット、優先順位、公平性がどのように最終提案に影響したかを確認し、今後の進展に関する事項について説明します。
3 段階での関与まとめ仮想コミュニティの説明会の録音:
- 2023 年 7 月 24 日
(スペイン語、北京語 の通訳は のアイコンの下からご利用いただけます) - 2023 年 8 月 15 日
(スペイン語、北京語 の通訳は のアイコンの下からご利用いただけます) - 2023 年 8 月 19 日
(スペイン語、北京語 の通訳は のアイコンの下からご利用いただけます)
他の言語で録音を聞きたい場合は、お知らせください。 E メール(ご希望の言語で):haveasay@kingcounty.gov
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2021年秋 – 冬
関与前の計画
-
2022年冬 – 春
フェーズ1 ニーズ評価
Mobility Board ニーズの優先度を決定 -
2022年秋 – 冬
フェーズ3 サービス提案
Mobility Board 最終提案を検討 -
2023年夏 – 秋
フェーズ3:サービス提案
Mobility Board 最終提案を検討 -
2024年冬 – 春(現時点)
King County 議会
ライダーアンケートは終了しました。
登録してプロジェクトの最新情報を受け取り、将来のエンゲージメントの機会について知る。電子メールの宛て先(ご希望の言語で): haveasay@kingcounty.gov
参加方法
地域社会の関与
Metro は 3 段階の地域社会関与フェーズを通じて、モビリティのニーズに耳を傾け、利用者が直面している障壁や北西 King County の交通機関改善の機会を理解することに焦点を当てていきます。そして今後も、地域の方々から、変化していくモビリティの課題を受け取り、また、地域社会や利害関係者と将来的なモビリティオプションにおける利点とトレードオフに関して探究していきます。
Mobility Board
Metro は、今まで交通機関関連の意思決定に携わることができず、決定事項によって不釣り合いな影響をうけてきた人々の集団を公平に代表する、15 名構成の Lynnwood Link Connections Mobility Board を結成しました。 Mobility Board の主な役割は、Metro の職員と連携し、北西 King County における整備された地域交通機関ネットワークの作成や改良に取り組んでいくことです。
Mobility BoardPartner Review Board
Metro では、プロジェクトパートナーや利害関係者との個別の関与に加え、Metro は、Partner Review Board として、外部の利害関係者のコンセプト審査委員会として機能するチームも結成しました。この Board には、管轄区域やプロジェクト地域の主な組織からの代表、地域社会を主体とする組織の代表や、連携する交通機関からの代表者が含まれます。Partner Review Board の主な役割は、Mobility Board が作成したサービスコンセプトについて情報提供、審査を行い、コメントをすることです。